IHJラウンドテーブル
2026年
【開催報告】IHJラウンドテーブル「Return of Liberal Internationalism」
国際文化会館(IHJ)は2026年5月29日、プリンストン大学 政治・国際問題学部 アルバート・G・ミルバンク記念教授であるジョン・アイケンベリー教授を迎え、「Return of Liberal Internationalism(リベラル国際主義の再興)」をテーマにラウンドテーブルを開催しました。
アイケンベリー教授は、米国主導のリベラル国際主義に基づく覇権秩序の発展と、その現在の危機について論じました。また、自由主義的国際秩序(Liberal International Order: LIO)研究の知見を踏まえ、とりわけ第二次トランプ政権後を見据えながら、なぜLIOが将来的に再び台頭し得るのかについて、新たな視点を提示しました。
発表後には活発な意見交換が行われ、将来の自由主義的秩序はいかなる形を取り得るのか、その枠組みの中で中国とどのように向き合うべきか、自由民主主義国家における国内の富の分配をめぐる課題と、それが国際公共財の提供へのコミットメントに与える影響、他の自由民主主義国から見た米国の信頼性、さらには新たな自由主義的秩序を支える上で日本企業が果たし得る役割など、多岐にわたる論点について議論が展開されました。
本ラウンドテーブルは、複雑化する国際環境の中で、国際秩序研究の世界的な第一人者と議論を深める貴重な機会となりました。













