IHJラウンドテーブル
2026年
【開催報告】IHJラウンドテーブル「シン・ジウク教授著書『The Four Talent Giants』」
国際文化会館(IHJ)は2026年4月14日、スタンフォード大学社会学部ウィリアム・J・ペリー記念現代韓国研究教授であり、ウォルター・H・ショーレンスタイン・アジア太平洋研究センター(APARC)韓国プログラム創設ディレクターのシン・ジウク教授を迎え、IHJラウンドテーブルを開催しました。
本ラウンドテーブルでは、シン・ジウク教授が近著『The Four Talent Giants』の主な論点を紹介し、アジア太平洋地域における経済発展を支えてきた人材戦略の重要性について解説しました。特に日本の戦後復興に焦点を当て、教育投資、技術革新、高度人材の育成が短期間での経済成長を可能にし、地域の他国にとってのモデルとなった点が指摘されました。
さらに、中国の台頭、インドの主要経済大国としての成長、人口規模が比較的小さい中でも持続的な経済的強靭性を示してきたオーストラリアの事例が取り上げられました。これらの国々に共通して、人口減少や頭脳流出、地政学的な不確実性といった課題に直面しながらも、人材の育成・獲得・活用が持続的成長の鍵となっていることが強調されました。
質疑応答では、世界的な人材獲得競争の激化と移民政策をめぐる議論、少子高齢化に直面する日本への示唆などについて活発な意見交換が行われました。本ラウンドテーブルは、人材政策と長期的な経済競争力の関係について、示唆に富む議論の機会となりました。









