LEAPプログラム
LEAP海外フェロー
【LEAP海外フェロー】7~8月の活動報告
国際文化会館では、2026年の3月から韓国・アサン政策研究院にLEAP海外フェローの一期生として吉田氏を派遣しており、同氏の活動報告を掲載しています。
研究活動とシンポジウムでの参加や対外発信
7月・8月は研究活動の具体化と多くのシンポジウムの参加・登壇の二か月となりました。
まず、研究活動において、アサン政策研究院では、日本の憲法改正論議と日韓関係を扱うアサン・コメンタリーの共同執筆を進め、今後、アサン政策研究院のウェブサイトにて韓国語で公表を予定しています。
7月にはカルロ・マサラ教授の公開講演「もしロシアが勝ったら――欧州からの教訓」や、文化日報主催の国際フォーラム「文化未来リポート:超知能革命時代の成長と安保」、第34回「Northeast Asia Cooperation Dialogue(NEACD)」等への参加の他、8月11日には、高麗大学の学際的統一問題研究所(IIUS)とU.S.-ROK-Japan Trilateral Next-Gen Study Groupが共催した北朝鮮問題に関するシンポジウムに登壇しました。吉田氏は日本社会の北朝鮮・統一認識を、祖父・父の世代、次世代、さらにその次の世代という三つの時間軸から整理し、発表を行いました。

日米韓の次世代・専門家ネットワークの拡大
フェローの活動は、若手人材の枠組みから中堅・専門家レベルへと大きく広がっています。8月にホノルルで開催された「Young Trilateral Leaders(YTL)Summit」に、吉田氏は本年度参加者として選出され、参加しました。AIや半導体、海底ケーブル等の重要な技術を軸に三カ国協力を議論し、関係を深めることができました。また、米国国務省等の支援による「Trilateral Experts in Security Program(TES)」やNCAFPの「Next-Generation Korean Peninsula Specialists Program」の参加者としても準備を進めています。YTLで築いた人的基盤を活かしながら、TES等の枠組みを通じて重要・新興技術の保護や、供給網の安全保障といった具体的政策課題の研究へと活動を発展させています。

日韓国民意識調査記者会見への参加
8月24日には、東アジア研究院と国際文化会館の共同主催で、ソウルにて日韓国民意識調査の記者会見が行われ、吉田氏も当日参加、国際文化会館を代表して発表を行った神保謙(常務理事)のサポートを行いました。日韓相互の印象や安全保障上の認識、対中・対台に関する本調査結果自体への理解と、国際文化会館が行う事業への貢献も、大切なフェローの活動の一つです。

韓国での生活と社会・文化への理解
フェローにとって、アサン政策研究院での研究活動や外部での会合への参加以外にも、韓国社会・文化に関しての理解の時間も大切なものとなっています。韓国語学習の継続ももちろんですが、梨泰院や新村などの街を歩き、友人たちと食卓を囲みながら日常文化に触れること、また、個人として歴史や北朝鮮問題について率直な意見を交わすなど、業務上の対話にとどまらない韓国社会を立体的に理解する時間も積極的に作っています。
今後も継続してフェローの報告をお届けします。
<参考情報&リンク>
LEAP海外フェローとは
国際文化会館の人材育成事業であるLEAPプログラムは、「平和・和解・相互理解」を軸に、草の根レベルから隣国間関係を強化し、東アジアの平和を促進することを目的としています。LEAPプログラムは3つのフェローシッププログラムで構成されており、2026年度9月現在、LEAP海外フェローが韓国にて実施されています。
https://program.ihj.global/programs/leap-fellowship/





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