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「翻訳」という生き方―森鷗外

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  • ※ 本ページで紹介しているプログラムは終了しています。内容はアーカイブとして公開しております。

イベント概要

講師: 長島 要一(コペンハーゲン大学DNP特任名誉教授)
日時: 2018年3月16日(金) 7:00~8:30pm (開場: 6:30 pm)
会場: 国際文化会館 講堂
用語: 日本語(通訳なし)
会費: 1,000円(学生:500円、国際文化会館会員:無料) (要予約:定員100名)
 

アンデルセンの『即興詩人』を、文学作品の翻訳としては「創造的な誤訳」としか呼べないような強引なやり方で自分の作品にしてしまった森鷗外。実は、この方法は処女作『舞姫』にも適用されていました。西洋体験という「原作」を巧みに作品化していたのです。同様に、鷗外の歴史小説も史伝も『椋鳥通信』もすべて「翻訳」でした。『森鷗外~文化の翻訳者』の著者である長島要一教授が、鴎外がどのように文学者としての自分や、自分の人生を「翻訳」し作品に組み込んでいたのかを考察します。

講師

コペンハーゲン大学DNP特任名誉教授

長島 要一

専門は比較文学・比較文化。文化交流の場面で顕在化する偏見と誤訳の諸相を、否定的な視点からばかりではなく、自文化を活性化させる要素としてもみなし、森鷗外、アンデルセン、日本・デンマーク文化交流史に焦点を当てて研究をしている。
日本語の主な著書に『森鷗外──文化の翻訳者』(岩波新書、2005年)、『明治の外国武器商人』(中公新書、1995年)、『日本・デンマーク文化交流史──1600-1873』(東海大学出版会、2007年)、『大北電信の若き通信士』(長崎新聞新書、2013年)、『ニールス・ボーアは日本で何を見たか』(平凡社、2013年)、『明治の国際人・石井筆子』(新評論、2014年)ほか、訳書に『カール・ニールセン自伝──フューン島の少年時代』(彩流社、2015年)、ヤンネ・テラー『人生なんて無意味だ』(幻冬舎、2011年)、『あなたの知らないアンデルセン』(全4巻、「影」、「人魚姫」、「母親」、「雪だるま」、評論社、2004−2005年)、エドゥアルド・スエンソン『江戸幕末滞在記』(講談社学術文庫、2003年)、ヴィシェスラフツォフ『ロシア艦隊幕末来訪記』(新人物往来社、1990年)などがある。

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