2026年3月25日、国際文化会館はアジア・ニュージーランド基金の訪日代表団を迎え、政策ラウンドテーブルを開催しました。本セッションでは、ニュージーランド代表団および国際文化会館の研究者・専門家が参加し、インド太平洋地域をめぐる戦略環境の変化について率直な意見交換が行われました。地政学的競争の激化や経済関係の変化が進む中、地域の安全保障、経済的レジリエンス、外交的関与のあり方について議論を深める貴重な機会となりました。
冒頭では神保謙氏が開会挨拶を行い、続いてビクトリア大学ウェリントン校教授のデイビッド・ケイピー氏がニュージーランドの外交政策の展望と優先課題について報告しました。さらに、アジア・ニュージーランド基金のジュリア・マクドナルド氏、ニュージーランド中国評議会のアリステア・クロージャー氏、アジア・ニュージーランド基金のジェームズ・トー氏、ビクトリア大学ウェリントン校のジョン・フレンケル氏が、ニュージーランドの防衛・国内環境、中国との関係、太平洋地域との関与などについてそれぞれ発表を行いました。
その後の討議では、米国のアジア同盟の将来、日韓協力の展望、日中関係の動向、国際貿易体制の変化、地経学の重要性、太平洋島嶼国との関与の戦略的意義など、地域の安全保障と協力のあり方について幅広い議論が行われました。最後に総括的なコメントが述べられ、実りある意見交換の場となりました。







