アート・デザイン

日米芸術家交換プログラム
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1999年度 日米芸術家交換プログラム フェロー プロフィール

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作曲家

ロバート・マーティン(Robert Martin) (1999年4月-10月滞日)

優秀な作曲家に贈られるチャールズ・アイブス奨学金を1976年に受賞、1980年には、フルブライト奨学金によりウィーンに滞在した経験をもつロバート・マーティン氏は、日本の音楽や日本人作曲家の作品に長年関心を持ち続けてきた。日本各地を旅行する間、多くの仏閣寺院を訪れたり、能楽をはじめ、琴、三味線、尺八などの伝統・現代音楽、民謡など、多様な音楽を聴いたりし、また日本の作曲家や演奏家についても見識を深めた。


小説家

ジュリエット・コウノ・リー(Juliet Kono Lee) (1999年5月-11月滞日)

ジュリエット・コウノ・リー氏は、執筆中の小説”Anshu: Dark Sorrow”リサーチのために来日。物語の主人公は、第二次世界大戦中にアメリカに帰国できなくなり、広島で被爆した日系米国人女性ヒミコ。リー氏は、物語の描写に奥行きを与えるために、広島や長崎の原爆博物館や、被爆者の墓地・記念碑など、著作に関連のある場所を訪問したり、文献・資料を収集し、惨事の様子や人々の恐怖、悲しみについての知識を深めた。


小説家

ジーン・ラーセン(Jeanne Larsen) (1999年6月-12月滞日)

小説家、エッセイスト、詩人として活躍中のジーン・ラーセン氏は、日本各地にある巡礼地において宗教芸術や慣習について学ぶために来日。同氏は、美的で”神聖”な場所が巡礼地そのものと化してしまう、例えばMiho Museumや大本教本部のような宗教関連の機関にも関心を持ち、また、紫式部、松尾芭蕉、小泉八雲といった著述家たちゆかりの地にも”巡礼”に訪れた。日本が近代国家として形成される過程において、豊かな伝統がどのように引き継がれていったのかをアメリカの人々に知らせるべく、これらの旅の経験を回顧録にまとめたいとしている。


人形劇作家

ジョン・ファレル(John J. Farrell) (1999年10月-2000年4月滞日)

ファレル氏は、法学部に在学中の16年前に、詩人・彫刻家を生涯の仕事とすることを決意し、キャロル夫人とともに、Figures of Speech Theaterを設立。人形と俳優が影絵や仮面を駆使しながら視覚的隠喩や伝説・転生の物語などを演じる舞台は、我々の日常における現実を問い、可能性というものについて肯定的な示唆を与えてくれます。夫妻は、福島の人形彫師の下で学んだ後、大阪の国立文楽劇場で文楽の舞台を研究した。また、人形劇その他の劇団との交流や舞踏、能、歌舞伎の鑑賞を通し、その後の人形製作への様々なインスピレーションを得ることができたとしている。


ヴィジュアル・アート

キム・テル・ヤスダ(Kim Teru Yasuda) (2000年1月-7月)

大規模なパブリック・アートに取り組む日系アメリカ人のキム・ヤスダ氏は、日本の建築やランドスケープ・デザインに顕著な、内と外との関係について関心を持ち来日。彫刻作品では、自然の景観に”親しみをもたせる”ことを試みたり、また逆に、自然の偉大さを強調するような試みをしている。滞日中、ヤスダ氏は日本の景観や建築における空間規範について研究し、特に、宗教上、世俗上の社会秩序を表す空間の構築についての関心を追求した。

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