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国際文化会館では、2026年の3月から韓国・アサン政策研究院にLEAP海外フェロー*の一期生として吉田氏を派遣しています。今後は2か月に一回、同氏の活動報告を掲載します。
記念すべき第一回目では、派遣開始の3月~5月の様子をお届けします。

国際安全保障シンポジウム「Asan Plenum」への参加・運営支援
4月8日、韓国・ソウルにて、アサン政策研究院主催の国際安全保障シンポジウム「Asan Plenum」が開催されました。日本からも石破茂氏(前首相)や中谷元氏(前防衛相)らが登壇し、日本の存在感が際立つ会合となった今年、吉田氏は運営支援メンバーとして参加しました。

吉田氏はラポーター(記録係)として、記者向けのセッション・スケッチや詳細なサマリーの作成を担当。会議運営の屋台骨を支えるとともに、同世代の若手研究者との交流や、第一線の専門家とのネットワーキングを通じ、日米韓の安全保障協力に関する研究を深化させる貴重な機会となりました。

韓国国内での歴史・文化場所訪問
研究の傍ら、日韓関係への理解を多角的に深めるため、吉田氏は韓国内の歴史的拠点を精力的に訪問しています。これまで国立中央博物館、西大門刑務所、非武装地帯(DMZ)、戦争記念館、景福宮、昌徳宮、宗廟、水原華城、華城行宮など、前近代から現代に至る重要な史跡に足を運びました。

「研究・対話・歴史社会理解」を相互に結びつけ、日韓関係の将来に資する実践的な知見を蓄積することを、フェローは活動の核としています。今後も韓国社会の歴史的連続性に目を向け、学びを深めていく予定です。

日本や各国からの学生へ向けて情報共有と交流
5月19日には、次世代の日韓関係を担う日本および各国の学生と関係者11名を対象に、自身のキャリアや研究、アサン政策研究院での活動を紹介する情報共有セッションを開催しました。午前には参加アサン政策研究員のKang Chungku氏による特別セッションも、一部の参加者に向けて実施されました。

参加する学生は、韓国版ダボス会議と称される「Asian Leadership Conference」の運営をサポートするインターン生です。その中には、国際文化会館で現在インターン中の4名も含まれており、本プログラムのために渡韓しています。

吉田氏の話の後、学生からは日韓関係や国際情勢に関する質問が複数上がりました。参加した日本人学生の一人は、吉田氏のキャリアの話を受け、「現在の専門性やフェローに選抜されるまでの道のりを柔軟に作ってきたことが勉強になった」と感想を述べました。

セッション終了後には、現地の大学生も交えてソウル市内の関連施設を訪問した他、親睦会を通じて日韓両国の相互理解を深める場が設けられました。LEAP海外フェローとして、今後も日韓双方の次世代交流を積極的に牽引していきます。

*LEAP海外フェローとは
国際文化会館の人材育成事業であるLEAPプログラムは、「平和・和解・相互理解」を軸に、草の根レベルから隣国間関係を強化し、東アジアの平和を促進することを目的としています。LEAPプログラムは3つのフェローシッププログラムで構成されており、2026年度5月現在、LEAP海外フェローが韓国にて実施されています。

LEAPフェロー

 

LEAPフェロー第1期生に吉田優一を選抜、韓国・アサン政策研究院での活動を開始

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