アート・デザイン

日米芸術家交換プログラム
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2004年度 日米芸術家交換プログラム フェロー プロフィール

2004年度 日米芸術家交換プログラム フェロー プロフィール

作曲家、ギター奏者 

レイ・サンドバル (Ray Sandoval) 2004年3月30日~2004年12月14日

作曲家であり演奏家でもあるレイは、メキシコ系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれた。母方の家族のルーツを探り、彼女と日本社会をもっと理解するための文化の旅を、彼はずっと準備してきたという。滞在期間中には、母の故郷である群馬県沼田市と、レイの母と駐軍中の父が出会った横田米軍基地のある西東京の福生市を訪ね、そこに伝えられている伝承に基いた「フォーク・テール」というプロジェクトにとりかかりたいと考えている。自分の母やその家族、友人に第二次大戦前後の日本の社会、歴史、文化についてのインタビューをし、ビデオ撮影し、これらの経験や話をもとに音楽をつくりたいと考えている。またその音楽が核となるドキュメンタリーを撮るつもりである。

https://raysandoval.com

作家

ラインハルト・リンマーク (Rinehardt Zamora Linmark) 2004年11月3日~2005年5月3日

ラインハルトはフィリピン出身の作家である。彼の日本でのプロジェクトは「日本に暮らすフィリピン出身のエンターテイナー達の生活を細かく調べることである。フィリピーノ同士の関係、日本人との関係、言語、景観、そして彼らを通じてポピュラーカルチャーが、アメリカと日本、フィリピンの三カ国間の関係に役だっているか、また文化交流、相互理解の基となっているかを調べたいと考えている。滞在中助力を得ることになっている日・フィリピン家族センターの助けにより、日・フィリピンコミュニティのメンバーとコンタクトをとり、インタビューをするつもりである。

彫刻家、インスタレーション・アーティスト

ロウル・ドログゥール (Laure Drogoul) 2004年7月22日~2005年1月17日

ロウルはニュージャージーからの彫刻家、インスタレーション・アーティストであり、日本滞在中は二つの分野に焦点をあてることになる。一つは日本の伝統的な提灯のデザインと工法についてであり、もうひとつは日本のポップイメージとその源流の研究である。特に伝統の造形的なイコノグラフィーと、アニメや漫画、アクションものにみられる現代のヒーロー、ヒロインの役割について調べたいと考えてた。彼女の近作は巨大な木製フレームの光り輝く彫刻である。それらは、提灯と同じように「ポピュラーカルチャーに典型的なものであるが、同時に歴史に深く根付いたものであり、伝統的なイコノグラフィーでもある。」

http://www.cultofmarms.org/

彫刻家

アダム・フレリン (Adam Frelin) 2004年8月17日~2005年2月16日

アダム・フリーリンはパブリック・アートや景観建築に興味を寄せる彫刻家である。彼の来日の主たる目的は、日本の庭園を訪れ、伝統と同時代のデザインを研究することであり、美術や景観建築の分野の人々に会うことだ。また日本の景観を視察するために日本中を旅したいと考えている。そして、世界でも有数の庭園集中地区である京都に住むことを計画している。庭園は視覚的にもちろん素晴らしいものだが、それよりももっとアダムの興味をひいているのは、庭園が実に緻密な計算のもとにつくりあげられているものだというところである。

画家、ビデオアーティスト

アイオナ・ブラウン (Iona Brown) 2005年2月7日~8月6日

イオナは画家であり、ビデオアーティストでありDJとして活躍するワシントンDCのアーティストである。彼女がこれまで調査し、描いてきたのは、アフロパーマをかけ、人工的な日焼けで濃い茶色に肌を焼き、アフリカン・アメリカンをまねるという、若者たちのあいだに見られる「ガングロ現象」であった。滞在中は若者の間のブラック・カルチャーに焦点をおき、なぜ日本の若者が黒人文化をまねるのかを解明したいと考えている。数年前に訪れた大阪に再び滞在する予定で、歌舞伎や文楽といった古典演劇を学び、歌舞伎のスタイルでガングロについての芝居を創作するプロジェクトをもくろんでいる。三味線や出囃子の代わりにDJがターンテーブルをまわすというわけだ。

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