第2期(2009年度)フェローからのメッセージ
監査法人
浅岡 真依
新渡戸国際塾では、会社員としての立場から離れて、じっくりと自分自身と社会との関わり方を考える貴重な機会を得る事が出来ました。一人が一生のうちに経験できる事には限界がありますが、15人+講師陣との対話を通して、多様な生き方を経験した気持ちです。皆さんが参加される新渡戸国際塾には、溢れる好奇心を満たしてくれる贅沢な出会いが待っています。
日本貿易振興機構
江田 真由美
新渡戸国際塾では、自分には何ができるのか、を常に考えさせられます。塾生や講師陣とのディスカッションを通じて、今の自分とこれからの生き方を見つめなおす時間を得ることができました。多様でありながら、熱い思いを共有できる人々と出会える場所、それが新渡戸国際塾です。
国際協力機構
大川 太郎
現在の世界・社会においてノブレス・オブリージュとは何を意味し、如何なる形で果たすことができるのか。世界・社会に対し、我々はどのような貢献ができるのか。新渡戸国際塾は、多種多様な業界から集う塾生が、各界の第一線で活躍される講師の方々との真摯な議論を通じ、人間性と志を高め合える素晴らしい場です。
防衛省
川田 慎也
第二次世界大戦後、一貫して人口増加・経済成長を遂げて来た日本は、この21世紀において、少子高齢化やグローバル化の下で「第三の開国」に直面しています。
しかし、未来を徒に悲観するのではなく、危機をチャンスに変え、日本という国が国際社会の中で活力を維持するために、今日に至る日本や世界を築いて来られた先人たちの知恵と努力に学び、所属するセクターや年齢の差異を乗り越えたかけがえのない友人と共に新しい社会を構築することに鍵があるものと信じています。
新渡戸国際塾は、今後の日本の在り方について熱い志を持った人々が集う「知の共同体」であり、これからも熱いハートを持った皆さんが参加されることを楽しみにしています。
内閣府国際平和協力本部事務局
佐藤 智恵
新渡戸国際塾は、他では得がたい友人と経験を与えてくれました。30代半ばというのは、仕事や家庭に忙しい上に、ちょっとした自信もついていたりして、意外に自分の世界が狭くなっている時期かもしれません。そんな中で、さまざまな経験、知識、ネットワークをもった同年代の方々と、幅広い課題について集中的に議論し、時にぶつかり合うという経験は、自分の可能性を広げてくれる大変良い機会です。自分の人生に、まだまだいろんな色を加えていきたいという志のある方に、新渡戸国際塾をお奨めいたします。
国際協力機構
添川 瑞乃
日々の生活において、日本や自分自身が「内向き」になりつつあるのでは、という危機感を抱いて道を模索していた頃、この新渡戸国際塾に出会った。日頃、ビジネスの第一線で働く私達20~30代の15名が、出張や会議の忙しい合間に集まり、先人の経験や教訓を学び、全く異なる価値観をぶつけ合って議論した半年間。この「温故知新」と「切磋琢磨」で得た知見を、自分の人生や社会に少しでも還元していきたい(いければいい)と願っている。
国際交流基金
松本 健志
半年間の塾が終わり、何と贅沢な時間だったかと改めて感じています。年齢や背景の異なる15人が集まり、各界を代表する講師の方々と議論する中で、自分の視野が拡がるとともに、独りぼんやり考えていたことが、多様な視点から鍛えられた気がします。最初は何となくぎこちなかった塾生同士の友情も深まり、これからも互いに切磋琢磨できる関係ができたことは、何にも代えがたい財産です。
外資系金融機関
森山 亜希子
日本にいながらにして、こんなにも世界に対する見方が変わる経験をできるとは、プログラム開始前には想像しきれませんでした。全ての機会を与えてくださった、明石塾長、平野塾頭、国際文化会館の方々、そして数え切れないほどの時間を共有してきた塾生の同志たちに感謝します。このつながりが、これからも続き、そして未来に何かを生み出していけることを確信しています。
NPO法人MPI
山崎 貴弘
世界は本当に広い――所詮、一人の人間の窓から垣間見ることのできる「世界」など、ほんの小さなものに過ぎないのかもしれません。 だからこそ、自分だけでは知ることのできない「世界」を、講師達の磨き上げられた窓と同世代の15の個性的な窓を通じて、高い質で追体験できることが、新渡戸国際塾の価値なのだと痛感しています。
皆さんの窓の前には、どんな風景が広がっているでしょうか? そして、これからお互いの「窓」を共有し、一緒に広げていけることを心から楽しみにしています。
国際協力機構
若林 基治
新渡戸国際塾が与えてくれる「気づき」、塾の仲間から受ける「想い」はあくまで「きっかけ」に過ぎないけれど、「自分の想い」があれば、きっかけは自分の想いを実現する次の場所へと自分を押し上げてくれる大きな力となるはずです。「機会(チャンス)」は自分から掴もうとする者にしか役に立ちません。新渡戸国際塾は皆様にとって「きっかけ」を与えてくれる良い機会になると思います。
金融機関
2期生 N. M.
この塾を通じて問われたのは自分の生き方でした。塾に参加する多様なメンバー達の生き方、そして各界の一流の講師の方々の生き方。それらの背景をベースとした濃密なディスカッションを通じ、「生き方」を問い、そして次へ繋がるエネルギーを得た気がします。是非皆さんも新しい力を得ませんか。
第2期(2009年度)講師陣
2009年7月4日(土) 「変動する世界と低迷する日本」
明石 康 新渡戸国際塾塾長、元国連事務次長
東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。
2009年7月11日(土)~12日(日) 合宿研修(ゼミ形式)
平野 健一郎 新渡戸国際塾塾頭、早稲田大学名誉教授
1963年東京大学大学院修士課程終了後、ハーバード大学大学院にてPh.D.を取得。2008年3月まで上智大学、東京大学、早稲田大学で国際関係論、国際文化論の教鞭をとり、現在、東京大学、早稲田大学の名誉教授。国際関係論の中から、国際関係を文化の観点から考察するユニークな視点を提唱し、数多くの若手研究者を指導。主著『国際文化論』(東京大学出版会、2000年)は日本の近代と今日の国際社会を考える理論的な枠組みを提示したと評価される。2001年の日本国際文化学会の創立に参加して、初代会長を務めるなど、国際文化論をリードするかたわら、人の国際移動から東アジア共同体の可能性を論じている。
2009年7月12日(日)、16日(木)、21日(火) 特別セミナー 新渡戸国際塾生のための「Global Leaders Seminar」
ジョセフ・ショールズ NPO法人異文化教育研究所 代表
1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。
2009年7月25日(土) 「実践・国際交流」
山本 正 日本国際交流センター 理事長
1936年生まれ。70年に(財)日本国際交流センターを設立。政策課題を中心とした日本と諸外国との知的交流・対話、日米議員交流、地域交流・NPOリーダー等の交流、日本におけるシビル・ソサエティ確立のための諸事業を実施。三極委員会(Trilateral Commission)のアジア太平洋ディレクター、日英21世紀委員会、日独フォーラム、日韓フォーラムの幹事委員、世界基金支援日本委員会ディレクターを務める。99年には「21世紀日本の構想」総理懇談会幹事委員を務めた。上智大学を経て、米国セント・ノーバート大学卒業、マーケット大学院より経営学修士号取得。04年、第3回井植記念アジア太平洋文化賞受賞。主な編著書に『「官」から「民」へのパワーシフト:誰のための公益か』(TBSブリタニカ)、The Nonprofit sector in Japan (Manchester University Press)、Corporate NGO Partnership in Asia Pacific (JCIE)など。
2009年8月8日(土)
渋沢 雅英 渋沢栄一記念財団 理事長
東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。
2009年8月22日(土) 「日米同盟の静かなる危機」
ケント・カルダー ジョンズ・ホプキンス大学 ライシャワー東アジア研究所 所長・教授
1948年、米国ユタ州生まれ。ハーバード大学政治学部エドウィン・O・ライシャワー教授のもとで日本の政治経済を研究。1979年博士号を取得し、同大学政治学部講師兼初代日米プログラム事務局長。プリンストン大学助教授を経て、同大学教授兼日米研究所所長(1989-2003年)。その間、ワシントンDC国際戦略問題研究所(CSIS)日本担当部長、米国国務省東アジア次官補主任顧問、駐日米国大使補佐官などを兼任。2003年より現職。主な著書に、日本でアジア・太平洋大賞を受賞した『アジア危機の構図』(日本経済新聞社、1996年)、『米軍再編の政治学』(日本経済新聞出版社、2008年)『日米同盟の静かなる危機』(ウェッジ出版社、2008年)など。
2009年9月5日(土) 「個人が社会のためにできること」
松本 大 マネックスグループ株式会社 代表取締役社長CEO
東京大学法学部卒。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社。1994 年、30歳で同社最年少(当時)のジェネラル・パートナー(共同経営者)となる。1999 年、マネックス証券株式会社を設立、2004 年には、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現 マネックスグループ株式会社)を設立、代表取締役社長CEO となる(現職)。金融審議会専門委員、日本証券業協会 証券戦略会議委員、東京証券取引所 市場運営委員会委員、経済財政諮問会議 専門調査会メンバーなどを歴任。2008 年6 月、株式会社東京証券取引所グループおよび株式会社東京証券取引所、株式会社新生銀行の各社外取締役に就任。
2009年9月26日(土) 「日本的なものとは何か」
小倉 和夫 国際交流基金 理事長
1938年生まれ。東京大学法学部卒業(法学士)、英国ケンブリッジ大学卒業(経済学士)。1962年外務省入省。文化交流部長、経済局長、外務審議官などを歴任。また、駐ベトナム大使(1994-95)、駐韓国大使(1997-99)、駐フランス大使(1999-2002)も務める。退官後、総合研究開発機構客員研究員、青山学院大学教授を経て2003年10月、独立行政法人国際交流基金初代理事長に就任(現職)。青山学院大学特別招聘教授を兼務。主な著書に、『パリの周恩来――中国革命家の西欧体験』(中公叢書、1992年、吉田茂賞受賞)、『吉田茂の自問――敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」』(藤原書店、2003年)、『グローバリズムへの叛逆――反米主義と市民運動』(中央公論新社、2004年)など。
2009年12月5日(土) 「日本政治のゆくえ」
五百旗頭 真 防衛大学校長
1943 年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。学部・大学院を通じて猪木正道に師事。1987 年京都大学より博士号取得。広島大学政治経済学部助教授、神戸大学法学部助教授、同大学大学院法学研究科教授などを経て、2006 年より防衛大学校長(現職)。主な著書に、『米国の日本占領政策――戦後日本の設計図(上・下)』(中央公論、1985 年、サントリー学芸賞受賞)、『戦後日本外交史』(編著、有斐閣、1999 年、吉田茂賞受賞)、『日米戦争と戦後日本』(講談社、2005 年、吉田茂賞受賞)、『占領期――首相たちの新日本』(講談社、2007 年、吉野作造賞受賞)など。
2009年12月19日(土) 「心から慕われ、期待され、尊敬される健全な社会になるために ―存在するすべての資源の適切な活用を」
木全 ミツ NPO法人女子教育奨励会 理事長
1936 年生まれ。東京大学医学部(公衆衛生)卒。1960 年労働省入省。労働省職業能力開発局海外協力課長、労働大臣官房審議官などを歴任。外務省に出向、国連公使としてニューヨークに赴任(1986-89)。株式会社イオンフォレスト(The Body Shop, Japan)代表取締役社長(1990-2000 年)を経て、2002 年よりNPO 法人女子教育奨励会(JKSK)理事長(現職)。学校法人東京女学館理事・評議員などを兼務。主な著書に、『 冷たい社会、暖かい社会』(サイマル出版会、1973 年)、『自分が好きになるチャンスづくり』(たちばな出版、1999 年)など。





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