第3期(2010年度)フェローからのメッセージ
商社
芳賀 亮太
新渡戸国際塾、それは多様性が集う場です。各界でご活躍される講師の方々、そして多種多様なバックグラウンドを持つ15人の「仲間」との毎回の議論を通じ「世界における日本」「社会の中の自分」について深く考えさせられ、大変貴重な機会を得ることが出来ました。ここで共有された時間は、必ずや素敵な未来に繋がるものと確信しています。
アルメック
金子 素子
新渡戸国際塾の中で、経済、文化、外交、教育、あらゆる分野に共通して、取り上げられたキーワード、「多様性」。それは、外国人が増えること。社会の中に女性が増えること。価値観の異なる人が増えること。そして、何よりも、人と違う、ということが評価されること。
ここで出会った講師や塾生は、まさに、この多様性を体感させるものだった。この経験を、いかに社会に還元していくか。新渡戸国際塾は、大きな課題を与えてくれます。
防衛省
川口 耕平
競争力・存在感の低下、内向き思考、他者への無関心・・・各所において閉塞感が漂っている現状において、我々20-30代が当事者意識を持って、社会・日本・世界をリードしていくべきと頭でわかっていても、今一歩踏み出す事ができていない自分。
各界を代表する講師陣と何より新渡戸の仲間との出会いが、新たな視点、勇気、可能性を与えてくれる。 共に一歩前へ踏み出し、共に新たな未来を築きましょう!
メーカー
呂 衍姝
塾では各分野で一流の講師の方々に数多く接する機会を得ます。そこで感じることはご自身の専門分野の知識だけでなく、他の分野についても広い知識をお持ちであるということです。世界を見る目を養うには自分の専門以外の知識を習得し、幅広い視点から判断するということの大切さが良くわかります。「知」への探究心がそのための大きな力となることも学びました。これは、一流の講師の方々との交流を通してしか得られない経験です。
金融機関
宇井 理人
新渡戸国際塾での議論は、政治・経済・文化・国際関係といった多様な視点から、現代日本に対する漠とした不安感・不満を、自分自身が取り組み解決していくべき課題へと変えていくプロセスでした。そこにあるのは、所与の「答え」ではなく、豊かな「きっかけ」のみ。現在進行形の新渡戸国際塾でお会いできるのを楽しみにしています。
内閣府国際平和協力本部事務局
与那嶺 涼子
普段の自分の仕事や生活からは知りえないような様々な分野の一流の講師陣との出会い、そして社会に根を張り諸分野で活躍する仲間との出会いは大変に貴重なものでした。人生はすべて出会いで決まるとするなら、きっと思いがけない出会いが待っているのが新渡戸国際塾かもしれません。
金融機関
3期生 Y.O.
新渡戸国際塾での半年間の活動を通じて得たもの、それは「成長実感」。半年前、恐る恐る足を踏み入れた新渡戸国際塾、そこには贅沢な講師陣やカリキュラム、そして人間力に満ち溢れた同期塾生という、“強力過ぎる”成長ツールが用意されていました。成長に飢えている皆様、この新渡戸国際塾で是非「成長実感」を手に入れませんか?
金融機関
3期生 H. A.
「塾」というだけあり、公益的問題意識を持ち、それに自主的に向き合っている人たちが集まっています。またそれぞれが各分野で一線に立っているため、知見の多様性もあります。そんな人たちが所属・国籍等の枠を超え、広く(時間軸も地理的範囲も)、深く(人間に対する根源的な点をも)、真剣に議論し切磋琢磨する場です。だからこそ議論は時に自らの生き方への問いかけ・挑戦にもなります。一流の講師陣・仲間を含め、他では得難い場である事は確実です。飛耳長目であるだけなく世に対し何事か為さんとする強い気概を持つ皆さんの参加をお待ちしてます。
第3期(2010年度)講師陣
2010年7月3日(土) 「日本の行方――『引きこもり国家』からの脱却」
明石 康 新渡戸国際塾塾長、国際文化会館理事長
東京大学卒、ヴァージニア大学大学院修了。1957年国連入り。広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。現在、国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表、公益財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)会長、立命館大学大学院客員教授などを務める。主な著書に、『生きることにも心せき――国際社会に生きてきたひとりの軌跡』(中央公論新社、2001年)、『国際連合―軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間で―国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『独裁者との交渉術』(集英社、2010年)など。
2010年7月10日(土)~11日(日) 合宿研修 「国際社会の中の個人」
平野 健一郎 新渡戸国際塾塾頭、国立公文書館アジア歴史資料センター長
1963年東京大学大学院修士課程終了後、ハーバード大学大学院にてPh.D.を取得。2008年3月まで上智大学、東京大学、早稲田大学で国際関係論、国際文化論の教鞭をとり、現在、東京大学、早稲田大学の名誉教授。国際関係論の中から、国際関係を文化の観点から考察するユニークな視点を提唱し、数多くの若手研究者を指導。主著『国際文化論』(東京大学出版会、2000年)は日本の近代と今日の国際社会を考える理論的な枠組みを提示したと評価される。2001年の日本国際文化学会の創立に参加して、初代会長を務めるなど、国際文化論をリードするかたわら、人の国際移動から東アジア共同体の可能性を論じている。
2010年7月11日(日)(合宿中)、7月14日(水)、21日(水) コミュニケーション・スキル養成講座 「国際コミュニケーションへの道」
ジョセフ・ショールズ NPO法人異文化教育研究所 代表
1962年米国カリフォルニア生まれ。サウサンプトン大学(英国)で博士号(異文化コミュニケーション)取得。メキシコで語学学校のディレクターを務めた後、86年に初来日。英語学校講師を経て、96年より立教大学、慶應大学国際センターの英語科講師に。99年から06年まで立教大学社会学部助教授。02年から現職。98年から04年までは、テレビ英会話講座「クロスロード・カフェ」(NHK教育)に司会者として出演。09年からNHKテレビ「ニュースで英会話」に講師として出演。専門は、異文化コミュニケーション(研修・コンサルティング・研究)、英語教育、教材開発、出版など。
2010年7月24日(土)「Shibusawa Eiichi and His World」
渋沢 雅英 渋沢栄一記念財団 理事長
東京大学農学部卒業。現在、財団法人MRAハウス代表理事(1964年~)、日本外国語研究所(Language Institute of Japan)代表理事(1968年~)、イースト・ウェスト・セミナー代表理事(1970年~)、日米欧委員会委員(1970年~)を務める。1997年より現職。1994年から2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めたほか、英国王立国際問題研究所客員教授、アラスカ大学国際経営センター客員教授、ポートランド州立大学経営学部客員教授なども歴任。主な著書に、『父・渋沢敬三』(実業之日本社、1966年)、『太平洋に架ける橋――渋沢栄一の業績』(読売新聞社、1970年)、『太平洋アジア――危険と希望』(サイマル出版会、1991年)などがある。
2010年8月7日(土) 「本質を考えずして創造性は生まれず:次世代へつなぐホンダの真髄」
小林 三郎 中央大学大学院・戦略経営研究科 客員教授
早稲田大学理工学部機械工学科卒(専門:自動車工学)、カリフォルニア大学・バークレー校Master of Science(修士)修了。1971年、本田技術研究所入社、1985年より主任研究員。16年のエアバッグ研究の末、1987年、日本初のエアバッグ市販。1993年よりホンダ・アメリカ研究所Vice President、Senior Vice Presidentを歴任。帰国後、本田技研工業(株)経営企画部長(兼)経営企画室長、本田技術研究所主席研究員を経て、2005年に退職。現在、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師、早稲田大学理工学部大学院非常勤講師、早稲田大学環境総合研究センター客員研究員/参与などを兼務。
2010年8月21日(土) 「『1930年代』と『現代』をつなぐ: グローバリゼーションがアジアにもたらしたもの」
リチャード・ダイク アルファナテクノロジー株式会社 取締役会長
米国カリフォルニア州生まれ。1967年、カリフォルニア州立大学(哲学専攻)卒業、1975 年、ハーバード大学博士課程(社会学)修了。1965-74 年に早稲田大学、九州大学、東京大学に留学。その後、ハーバード大学、オハイオ州立大学にて教鞭をとる。オハイオ州政府東京事務所事務局長、日本ゼネラルエレクトリック北太平洋地域販売部長、米テラダイン社の日本法人代表取締役などを経て、1999 年、ティーシーエスジャパンを設立し代表取締役に就任。2008年より現職。経済産業省独立行政法人評価委員会専門委員、笹川平和財団評議員などを兼任。
2010年9月4日(土) 「グローバル時代が求める人材」
江川 雅子 東京大学 理事
1980年、東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、同年シティバンクに入社。1986年ハーバード・ビジネス・スクール(ハーバード大学経営大学院)修了(MBA取得)。同年、ソロモン・ブラザーズに入社、ニューヨーク本店・東京支店で勤務の後、1993年S.G.ウォーバーグ(現UBS証券)に入社(この間主に、M&A、エクイティ・ファイナンスなどの投資銀行業務に従事)。2001年よりハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長。2006年、一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。2009年より現職。政府税制調査会委員、財政制度等審議会委員、経済財政諮問会議専門委員、日本証券業協会自主規制会議委員などを歴任。主な著訳書に、『株主を重視しない経営』(日本経済新聞出版社、2008年)、『ハーバードの女たち』(訳書、講談社、1987年)がある。
2010年10月9日 京都スタディーツアー(第1日目) 「仏教の特色と世界の平和」
大谷 光真 浄土真宗本願寺派門主
1960年に得度。東京大学文学部印度哲学科卒業、龍谷大学大学院修士課程修了(真宗学)、1974年、東京大学大学院修士課程修了(印度哲学)。1970年、浄土真宗本願寺派新門・本願寺新門に就任。1977年に浄土真宗本願寺派第24代門主・本願寺住職に就任し、全日本仏教会の第13期会長(1978-80年)、第18期会長(1988-90年)、第25期会長(2002-04年)を歴任。1996年より全国教誨師連盟総裁、2006年より日本国際連合協会京都本部長に就任。
2010年10月10日 京都スタディーツアー(第2日目) 「鶴見版 日本現代史」
鶴見 俊輔 哲学者
1922年生まれ。東京高等師範付属学校卒業。37年に渡米し、42年にハーバード大学哲学科卒業。同年、交換船で帰国。ジャワ海軍武官府に、軍属として勤務。46年、雑誌『思想の科学』の創刊に参加。京都大学、東京工業大学、同志社大学などで教鞭をとった後、1970年以降、文筆業を続けるかたわら、「ベトナムに平和を!市民連合(べ平連)」や「九条の会」などでも中心的役割を果たす。主な著書に、『鶴見俊輔著作集』 (全5巻) (筑摩書房、1975-76年)、『戦争体験 戦後の意味するもの 鶴見俊輔対話集』 (ミネルヴァ書房、1980年)、『本と私』 (岩波新書、 2003年)、『鶴見俊輔書評集成 1-3』 (みすず書房、2007年)などがある。
2010年11月6日(土) 「大きな絵を描くということ:外交の現場から」
田中 均 株式会社日本総研 国際戦略研究所 理事長
1969年京都大学法学部卒業後、外務省入省。北米局北米二課長(1985-87年)、アジア局北東アジア課長(87-89年)、英国国際戦略問題研究所研究員(89-90年)、在連合王国日本国大使館公使(90-93年)、総合外交政策局総務課長(93-96年)、北米局審議官(96-98年)、在サンフランシスコ日本国総領事館総領事(98-2000年)、経済局長(2000-01年)、アジア大洋州局長(2001-02年)を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め、2005年8月、退官。財団法人日本国際交流センター、シニア・フェローを経て、2010年10月より現職。東京大学公共政策大学院特任教授を兼務。オックスフォード大学より学士号・修士号(政治・哲学・経済)取得。著書に『国家と外交』(共著、講談社、2005年)、『外交の力』(日本経済新聞出版社、2009年)、『プロフェッショナルの交渉力』(講談社、2009年)などがある。
2010年12月4日(土) 「緊急事態からの自立支援:紛争・災害の現場とリーダーシップ」
木山 啓子 特定非営利活動法人ジェン(JEN)事務局長
米国ニューヨーク州立大学バッファロー校社会学大学院修士課程修了。1994年よりJEN旧ユーゴスラビア地域代表として難民・避難民支援活動に従事。「心のケアと自立の支援」をモットーに、コミュニティサービスを中心とした、緊急支援、シェルター、収入創出、職業訓練、医療、民族共生・平和構築、教育など国連機関の委託事業を含む、多様な事業を実施。旧ユーゴでは延べ14ヶ所の事務所を立ち上げ、約500名に及ぶ現地のスタッフを統括した。2000年より現職。2007年より国際協力NGOセンター(JANIC)理事を兼任。2005年、エイボン功績賞受賞、『日経ウーマン誌』ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006大賞受賞。
2010年12月18日(土) 「(現代)アートが映すアジアの未来」
南條 史生 森美術館館長
1972年慶應義塾大学経済学部、1976年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金、ICAナゴヤディレクター、ナンジョウアンドアソシエイツ主宰、森美術館副館長を経て、2006年より現職。1997年ヴェニス ビエンナーレ日本館コミッショナー、2001年横浜トリエンナーレおよび2006年、2008年シンガポール・ビエンナーレアーティスティック・ディレクター、2010年プリ・ピクテ(Prix Pictet)審査員などを歴任。国内外のパブリックアートやコーポレートアートの企画のほか、財団・基金の選考委員、審査員などとしても活動。1991年より慶應義塾大学非常勤講師。CIMAM(国際美術館会議)理事、AICA(国際美術評論家連盟)会員。2007年度これまでの美術を通じた国際交流への貢献に対し外務大臣表彰を受賞。著書に、『美術から都市へ~インディペンデントキュレーター15年の軌跡~』(鹿島出版会、1997年)、『疾走するアジア~現代美術の今を見る~』 (美術年鑑社、2010年)がある。





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