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2025年

地域貿易秩序の再設計(アジア・ソサエティ政策研究所 ジェーン・メルソップ氏)

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アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)は2025年9月8日、アジア・ソサエティ政策研究所(ASPI)(ワシントンD.C.)において貿易・投資・経済安全保障ディレクターを務めるジェーン・メルソップ(Jane Mellsop) 氏 を迎え、ラウンドテーブルを開催しました。

 

本ラウンドテーブルの前半においては、地域的な包括的経済連携協定(RCEP)や環太平洋パートナーシップに関する包括的・先進的協定(CPTPP)といった既存の枠組みを起点とし、それらに内在する不足要素の抽出と、その空白を補完し得る新たな複数国間協定(世界貿易機関〔WTO〕レベルに満たない小規模なもの)の形成可能性について議論がおこなわれました。

 

続いて、包括的な協定と対比する形で、セクター別協定の実現可能性が取り上げられました。交渉行き詰まりの打開策としてのセクター横断的なバーゲニング手段が存在しないため、セクター別協定は合意形成が難しい可能性があることを念頭に置きつつも、推進の重要性について認識が共有されました。

 

最後に、新たな複数国間協定の実現に向けた取り組みにおいて、どの国、またはどの国々の組み合わせが主導的役割を担い得るのか、さらにその過程において日本が推進者・調整役として果たし得る役割について議論が交わされました。

 

本ラウンドテーブルでは、APIのエキスパートがメルソップ氏と意見交換を行い、現在ASPIで作成中の報告書のさらなる充実に資する議論が展開されました。

 

APIは、「多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する」ことをミッションに掲げており、今後もこのような国際的な政策対話の場として、ラウンドテーブルを継続的に開催してまいります。

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