Experience Report

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片山 大誠(かたやま たいせい)

インターンシップ期間:2024年5月~2025年6月:PEP; 2025年9月~:IOG
所属大学:東京大学法学部3年
参画プロジェクト:IOG国際政治論壇レビュー

人との出会い、知識との出会い

インターンを始めたきっかけ

インターンを知ったきっかけは、所属している大学の先生(遠藤乾教授)に誘われて参加した机上シミュレーションプログラムにおいて、元インターンで現在は研究員補を務める井上麟太郎さんにお会いしたことでした。国際政治に興味があっただけの当時学部1年生の若輩にもかかわらず、インターンを紹介していただき、インターンシップを始めることになりました。

インターンで経験した業務

現在は地経学研究所(IOG)にて、インドや東南アジアの国際政治に関連したニュース・論考の要約作成を担当しています。各国の新聞・シンクタンクが発表する論考を毎週何十本も読み、その中から記事を選定する作業は大変ですが、毎週続けていくと地力がついてくるのが実感できます。過去には、政策起業家プラットフォーム(PEP)において、気候変動対策や社会事業関連をリサーチする業務も担当していました。

印象深かった出来事

地経学研究所(IOG)では、研究主幹の細谷雄一先生や小木洋人研究員を交え、第二次トランプ政権の国家安全保障戦略について議論する場を設けていただいたのが印象的でした。多くのインターン生が修士課程以上だったこともあり、学部生の間では交わされないような高度な議論が展開されていました。自分自身も知的研鑽をしっかり積んでいきたいと思える非常に刺激的な出来事でした。

財団で得たもの

インターンを通じて、情報を取捨選択する技術が身についたと思っています。国際政治を考える上で重要な意義を持つ記事を選び抜き、分かりやすい日本語に落とし込む。簡単なことに思えるかもしれませんが、SNSや生成AIの登場によって情報の洪水が起きている現代社会では、意外に難しいことだと実感しました。また、国際政治上の出来事が日本社会にどのような影響を与えていくのかを考える癖も身についたと思います。

最後にひとこと

⑤ 正直なところ、働いているという実感はありません。インターンの先輩方に教えをいただきながら、のびのびと学びを深めているのが現状です。こうした自由闊達な雰囲気だからこそ、部活や学業とも両立しながらインターンを続けていられるのだと思っています。何より、知的に成長したいという方にとっては最高の環境が用意されています。多種多様なプログラムがあるので、まずは応募してみるのもよいかもしれません。

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Experience Report

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鎌田 慈央(かまた じお)

インターンシップ期間:2025年5月~
所属大学:神戸大学大学院
参画プロジェクト:広報/IOG国際論壇レビュー

政策実務との遭遇

インターンを始めたきっかけ

インターンを志望した理由は、大きく二つあります。私は現在、米国政治外交史を研究しており、将来的には研究職に就き、そこで得た知見を政策提言などを通じて社会に還元したいと考えています。そのため、実際に政策提言が生み出される現場であるシンクタンクにおいて、政策実務が形成される過程の一端を間近で学びたいという思いがありました。

加えて、学生時代にアルバイトとしてSNS運用に携わってきた経験を生かし、自身の強みを発揮しながら業務に取り組むことができる点も、インターンをすることを決めた理由の一つです。

インターンで経験した業務

広報チームでは、主に公式YouTubeチャンネルの指数分析と、米国の政治・外交政策に関する論壇調査を担当しています。YouTubeの分析業務を通じて、広報活動の前提となる基礎データを提供する役割を担い、広報戦略の基礎的な考え方を身につけることができました。また、地経学研究所(IOG)では、時事的な知識の習得にとどまらず、多様な立場から書かれた論考を読み込むことで、物事を多角的に捉える批判的思考力も養われたと感じています。

印象深かった出来事

印象に残っている業務として、世界各国の選挙を対象としたリサーチを行うIOG研究員の調査補助があります。各国選挙の概要や意義に関する論考に必要な情報を収集する過程で、リサーチスキルの向上を実感するとともに、幅広い国・地域の政治体制や選挙制度について、実務を通じて学ぶことができました。

さらに、IOG主催の研究者交流イベントの運営補助に携わったことも強く印象に残っています。当日は裏方として円滑な会議運営を支える役割に徹していましたが、第一線で活躍する研究者の議論や分析を間近で拝聴できたことは、非常に貴重な経験でした。

インターンシップを通じて得たもの

学術的スキルとビジネススキルの双方を同時に身につけることができるインターンシップは、決して多くありません。国際情勢分析の「裏側」を知るだけでなく、今後のキャリア形成につながる多様なスキルを、実践的な業務を通じて獲得できる点が、インターンの大きな魅力であると感じています。

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Experience Report

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外園 駿(ほかぞの しゅん)

インターンシップ期間:2024年7月〜2026年3月
所属大学:東京大学教養学部国際関係論コース(就職先:外務省)
参画プロジェクト:IOG国際政治論壇レビュー・トランプ政権特集(2025年)

国際政治分析の最前線で米トランプ政権に迫る

インターンを始めたきっかけ

現代における戦争とその回避や、冷戦終結後の国際秩序に問題意識を持ち、大学で国際政治学を専攻しています。1年間のアメリカへの留学で大統領選を追う中で、第2次トランプ政権が国際秩序に根本的な転換をもたらしうると考え、大学で勉強してきた国際政治の理論とアクチュアルな現実の情勢を往還してより深く学びたいと思っていたところ、大学でゼミを受講した鈴木一人教授が所長を務める、外交・安全保障を扱う日本で随一のシンクタンクである地経学研究所の存在を思い出し、アプライすることを決めました。

インターンで経験した業務

主な担当業務は「国際政治論壇レビュー」の執筆でした。これは、世界各紙の国際政治の論壇でその週のとりわけ重要だと思われる論考を選定し、日本語の要約を作成して会員企業向けのニュースレターで発信するというものです。私の担当地域はアメリカで、在籍期間がトランプ大統領の再選から第2次政権の初期までの期間にほぼ被ったため、実質的にトランプ政権ウォッチングの様相を呈しました。それをきっかけに、地経学研究所の2025年度の特集であった「トランプ政権は世界をどう変えるか」の企画で、論壇レビューで扱った要約を発展させて自分なりの分析を執筆する機会もいただきました。これらを、細谷雄一教授の指導の下で行いました。

印象深かった出来事

通常の業務のほかに、地経学研究所からの派遣で、朝鮮日報主催でソウルにて行われる国際会議Asian Leadership Conferenceに参加させていただきました。オーストラリアのアボット元首相に直接インタビューをさせていただいたり、イギリスのスナク元首相の基調講演を聞いたり、アメリカのキャンベル前国務副長官と直接会話したりと、あまりに貴重な機会に恵まれたとともに、国際会議の運営の裏側を垣間見ることができました。また、IOG年次フォーラムの当日運営のお手伝いも印象に残っています。そこでは大規模なイベント運営の流れを知るとともに、ゲストの赤沢経済産業大臣や地経学研究所の研究員の先生方の最新の議論を伺うことができました。

インターンシップを通して得たもの

何よりもまず、国際政治の分析力と文章力です。毎週国際政治についての重要な論考を自ら探して読み込み、要約を作成して、自分の所属する大学とは異なる大学の高名な学者である細谷雄一教授から2週間に一度のミーティングでフィードバックをいただけるというのは、あまりにも有難い環境でした。国際政治の分野でこれ以上の経験ができるインターンシップは、他にはないと思います。さらに、人のつながりです。アラムナイ間の交流の機会も定期的に設けられており、このインターンを経験して各界で活躍する方々とのコネクションは、大きな財産になりました。

最後にひとこと

私は外交実務の道に進みますが、このインターンで養った国際政治を視る眼は、これからも活き続けていくと確信しています。国際政治の研究を志す人にはもちろんのこと、私のように実務の立場から国際政治に関わりたいと思う人にとっても、最高の機会を提供してくれるシンクタンクだと思います。現実の国際政治を深く学びたい全ての学生の方に、心からお勧めします。

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